木建投打に活躍！強豪相手に大金星！！

いよいよ迎えた開幕戦。今シーズンはいきなりワンデー大会でのスタートとなった。2勝すればいきなり「優勝」という勲章が手にはいるが、相手は強豪で名の知れたインセクターズ。選手の中には試合前だというのに「負けて当然」という空気も漂い始める。 しかしそれが開き直りとなり、バットにボールに乗りうつった。

初回、二死二塁のチャンスを逃したが、その裏先発木建が２三振を奪う快調な滑り出し。すると二回、四球で出た飯沼を三塁に置いて木建がライトへ豪快な一発を叩き込み2点を先制した。 木建は三回、四回も三人で抑える好投。それに応えたい打線は五回、この回先頭の上村がサードゴロエラーで出塁。盗塁とパスボールで二死三塁とすると二番町田がライトへタイムリーで1点追加。3-0とリードを広げた。

五回の裏、連続安打で1点を返され更に二死一塁から、五十嵐・大内といった名手がまさかの連続エラーで満塁のピンチ。しかし続投した木建は続く打者を投ゴロに打ち取りピンチを凌いだ。

六回からマウンドに上がった神林は、2死四球と走者を出したが、粘り強く投げ後続を断った。そして最終回は三人で抑え試合終了。07年開幕戦、強豪相手に会心の戦いで白星スタートを飾った。

監督談話
「みんながオフの間にやってきたことが、最初の試合で実を結んで良かった。これで、やれば出来るんだ！という気持ちを持つことが出来れば更に進化できるんじゃないかな。なんか上手く言えないけど、今年はひと味違うぞというのを感じさせてくれる、そんな1勝だったね。それから、強豪相手に『完敗です』と言われたことも嬉しかったな。」

二回、右越え本塁打を放つ木建