上田哲、またノーヒットノーラン!!
最終回、先頭打者のボテボテの当たりを上田哲が自ら掴み一塁へ。タイミングは完全にアウトだったが、送球がハーフバウンドになり、ファースト飯沼のミットからこぼれた。誰もが公式記録に注目したが、結果は「E」。結局、完全試合こそ逃したが許した走者はこの一人。今シーズン、これまで投げた試合全てで好投したが、打線の援護に恵まれず、未だ勝星無し。しかし、この日は違った。初回から打線が爆発。いきなり4点を先制し、その後も中押しだめ押しと効果的に得点を重ねた。不振を極めていた長友、光岡の両中軸も結果を出した。最後もピシャリと締めゲームセット。ストロングカップの初戦を最高の形で乗り切った。
上田哲のコメント
「いくら0に抑えても勝てないんだから、ヒットすら打たせるわけにもいかんでしょ!」
「第七代目四番」上田剛不発
6打席連続出塁中の上田剛が、欠場の本間に変わって初の四番に入ったが、2タコに終わった。しかも、4回の第3打席では新人の久保を代打に出された。「代打を出すくらいなら始めから4番にしなくても…」吐き捨てるように呟きグランドを後にした。その上田剛のに変わって出場した久保選手はいきなりライト前に運ぶと続く第2打席でもセンター前へクリーンヒット。HLの戦力がまた一枚厚くなりそうな予感。
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