上田好投も打線の援護なく
第一試合の勢いをそのままに、二連勝と行きたいところだったが、やはりそう簡単には勝たせてはくれなかった。上田は、昨年最終戦に続き2回目の先発マウンド。初回かランナーは出すものの、得点を与えない安定した内容。しかし、打線が湿っていた。寒さのせいか全体的に不利が鈍く10個の三振を献上した。そんな展開の中の5回、上田が突如崩れた。先頭打者を不運なヒットで出すと、連続四球。ここで、自ら限界を悟りマウンドを本間に譲った。しかし、心の準備が出来ていなかった本間も、制球が定まらずエラーなどもあり5点を奪われてしまった。6回にも一挙4点を奪われ、計9失点。開幕2連勝はならなかった。
■勝村がチーム初犠打
この試合5回、一死一塁から8番勝村が投前に犠打を決めたが、これがチーム創設3年目通算1725人目の打者にして初めてとなった。
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